+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

『フフっ。そんなに慌ててどうしたの?シホちゃん』


先輩の楽しそうな声が耳に響く。


「今日・・・空いてますか・・・?」


『・・・・・。』


先輩が考え込むようにして黙る。


「ダメ・・・ですか?」


会いたい。


ただ、それだけだった。


『いいよ。どこで待ち合わせしようか』


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