+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

thirdlove


放課後。


先輩は本当に来てくれた。


「来ないと思ってたの?」


少しびっくりした顔で見る先輩。


その顔ですら愛しくて。


「だって、先輩人気だから・・・。」


「人気者・・・ねぇ。」


少し意味ありげな顔で、チラリとあたしを見る。


「シホちゃんの、視界に俺が入ってればそれでいい。」


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