+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
先輩が本当にびっくりした顔で、あたしを見る。
どうしたんだろう。
すると先輩は、何かを考えた後。
「よしっ。予定変更!今からシホちゃんのおうちに行こうと思います」
「えっ!?」
あ、あたしの家?
「で、でも片づけてないし・・・。」
「大丈夫!だから、案内して?」
ウィンクしながら先輩は歩き出す。
もちろん手は繋がれたまま。
そんな顔されたら、断れない。
「う、はい・・・。」