+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
fourlove
あたしの家も先輩の家と同じようなマンション。
カードを刺してロックを解除し、部屋に入る。
「すげー。」
周りを見ながら、部屋に入っていく先輩。
「そんなに、見たら恥ずかしいですよ。」
未だ、部屋を見渡す先輩をほっといてキッチンに向かう。
「何か、飲みます?」
「じゃあ、ブラック。」
リビングに来た先輩がソファに座る。
コポコポとインスタントにお湯を注ぐ。
部屋中に広がるコーヒーの香り。