+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
「い、生きてた・・・。」
向こうからもあたしの画面が見えるカメラ。
また泣き出すエミ。
「え、ちょ。エミ?」
「シホっ!ゴメン!担任縛り上げて家の場所聞いたの!」
泣きながら話すエミ。
てか、担任縛り上げてって・・・・想像でき過ぎて怖いよ・・・。
「勝手にシホの心に入ったら嫌がるってわかってたけど、心配の気持ちが大きくて。嫌われてもいいから会いに来たかったの!!」
「っ!!?」
必死であたしに訴えかけてくれるエミ。