+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

気づかなかった。


周りに、誰もいないことに。


――――グイッ


急に引っ張られた右腕。


「ふわぁ!」


見ると、あたしの周りを真っ黒な服を着た人たちがあたしを囲んでいた。


「だ・・・誰ですか・・・?」


あたしは、訳が分からず視界がにじんでいく。


・・・・怖い。


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