+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
だけど、シルエットで誰かはすぐにわかった。
どうして・・・・。
どうして。
「来たんですか・・・先輩・・・・っ。」
「どうしてかって?自分の女なんだから、当たり前じゃねぇのか?」
男があたしに話しかける。
「あたしは!あたしは・・・先輩の女なんかじゃ・・・・ないよ・・・。」
自分で言っててすごく惨めだ。
「そうなのか?・・・・けど、あっちはそう思ってないみたいだぜ?」