+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
もちろん、先輩が出した声。
なはずなのに、今までに聞いたこともないくらい低い声。
こんな声・・・聞いたことない。
先輩がようやく、倉庫の中に入ってくる。
やっと見えた先輩の顔。
けど、その顔はあたしがいつも知ってる優しい顔ではなく、すごく・・・・怒った顔。
「そいつは、俺の大好物なんだ。手ぇ出したら、殺すぞ。」
「ほらな?まぁ、俺らにとったらどーでもいんだけど。俺らsurvivalが島崎、お前らのBEASTを潰して中国地方制覇してやるよ!」
男の一言で一気に、レイ先輩に向かっていく周り。
やっぱり、族だったんだ・・・・。
「待って!先輩一人じゃない!」
「だから?あいつはこれぐらいじゃ死なねぇ。」