+.*ベッドの上の王子様*.+【完】
2人の想い
elevenlove
「・・・そうだよ。」
「・・・っ!」
たぶん今のあたしの顔はものすごく酷いと思う。
傷ついてるのは、あたしなのに先輩が・・・。
そんな傷ついた顔・・・しないでよっ。
「どうして・・っ?」
「・・・話さなくて、ゴメン。」
唇をかみしめる。
そうでもしないと、口を開いてしまえば先輩を罵倒する、責める言葉ばかりが出てきそうで。
単色なアスファルトに濃い色の水玉がたくさんできる。