渡したかった。
「ちょっと・・・
 お母さんだけ・・」

先生に呼ばれてエイジのお母さんは個室にいったね。

「ユカリ・・・
 はい。ココア。」

落ち着きを取り戻した頃
お姉ちゃんがココアをくれた。

「ありがと・・・」



お母さんとお姉ちゃんは黙って
私の事を見守っていてくれたね。
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