Love again

感じる…愛

次の日ーー

いつもと同じように、マサトと歩いて、いつも、近道でいくか遠回りでいくか、必ず立ち止まる分岐点がある。


「最近は、遠回りが多いよね?」


「うん。その方が長く一緒にいれるから……」


そういう言葉を言われると、心がキュンとなる。


マサトの視線に弱い。見つめられると、もう……ダメ。


「大好きだよ…ちひろ!ちひろは?最近、沢田と仲良くて…なんか寂しいな。」


「仲良くなったけど、単なる友達だよ?マサトが大好きだもん。」


前に、沢田くんにキスを見られた場所で、懲りずにkissばかり何度もしてた。


ドキドキが止まらない。


それから、学校に行き、気づいたらお昼休み。


もうすぐ、私は、マサトの家で……


「うん、相変わらず美味い!」


沢田くん、今日もあたしのお弁当を食べている。


時間が、どんどん過ぎていって……放課後になった。


マサトとバスに乗って、マサト家の方へ。途中でコンビニに寄り、5分くらい歩いたら一軒家の前に止まった。


ドアの前、マサトが鍵を開けてる姿を見つつ、緊張で鼓動が早くなってる私がいた。

< 26 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop