君がいる、僕がいる

「なんかすごいね」

美海ががやがやする広場をみて
唖然としていた


「ねぇねぇ、ダンスサークル見に来て!」
「えっ、あの、ちょっとー」


…美海が強引な先輩に連れていかれた

「あらら、行っちゃったね」

「せやなぁ、晴香ちょっとスキューバ見に行ってくるわ」

「あっ、じゃあ有加はテニスいってくる」

バス停で待ち合わせの約束をして
3人は別行動になった

「テニス、テニス…ここか!」

テニス部を探してうろうろ。
やっと見つけたら凄く顔が
整った先輩がいてじーっと
見つめてしまっていた



凄く綺麗…
男か女かわかんない…


髪は茶色に金のメッシュ
背は高めで細い


やっぱ男だよね…多分


そう思ってるといつの間にか
その人はいなくなっていた



あれ?いなくなっちゃった
ちょっとかっこよかったのに…


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