君がいる、僕がいる
隼人side


俺は結城隼人。この大学の3年。


テニス部に所属していて
ただいま新入生勧誘中。


それにしても人多いし
暇だし。


「翔平ー、暇だー」



俺は隣にいた同じ年の
部長の翔平に話しかけた。


翔平とは入部してから仲がいい。


「はぁ?お前暇なら新入部員引っ張ってこいよー」



翔平も暇そうに返してくる。



そうだなぁー。適当に誰か探すか。



そう思って俺はテニス部のブースを出た。
< 5 / 42 >

この作品をシェア

pagetop