不良狼は一途に溺愛中

うーん…。


いつもの柚…だよな。


朝から、ずっと見てきているけど、特に変わったところは何もない。


可愛いし、優しいし、ますます好きになったぐらいだ。


やっぱ、昨日の電話は…何でも無かったんだな。


ったく、柚のこと信じよう…って思っておきながら、どれだけ気にしてんだよ、俺。


もういいや。


このことは、今をもってキッパリ忘れよう。


こんなことを考えてるよりも、柚との時間を楽しまないとな…。


そう思いながら、彼女の作ってくれた弁当を味わった。



< 168 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop