不良狼は一途に溺愛中
うーん…。
いつもの柚…だよな。
朝から、ずっと見てきているけど、特に変わったところは何もない。
可愛いし、優しいし、ますます好きになったぐらいだ。
やっぱ、昨日の電話は…何でも無かったんだな。
ったく、柚のこと信じよう…って思っておきながら、どれだけ気にしてんだよ、俺。
もういいや。
このことは、今をもってキッパリ忘れよう。
こんなことを考えてるよりも、柚との時間を楽しまないとな…。
そう思いながら、彼女の作ってくれた弁当を味わった。