Believe~君が教えてくれたこと~
席に戻ると、みんなはメアド交換をしていた
「茉莉ちゃん!メアド交換しよ!「私、帰ります。失礼します。」
「えっ!茉莉!」
私は、お金をおいて早足で出口に向かった
「俺も、帰るね!じゃあ、またね!茉莉待って!」
外に出ると、舜樹が駆け寄ってきた
「一緒に帰ろう!」
「いい。一人で帰る」
「もう、頑固だな!おくるよ!」
え?いきなり舜樹が私の手を握ってきた
「っっ!!離してよ!」
「離したら一人で帰っちゃうでしょ?だからだめ!」
私はあきらめてそのまま歩きだした
「ね、茉莉!メアド教えてよ。」
「私、ケータイ持ってないから。」
「ウソはだめだよ!俺らがくるまでいじってたじゃん。」
「わかったわよ・・・。」
赤外線で交換した
「私んちここだから。じゃあ。」
「えっ。あっ、じゃあまた明日ね・・・。」
舜樹は、驚いたみたい。あたりまえか
だって、ここは施設だもん
私は部屋に戻り寝る支度をし眠りについた
はぁ、今日は疲れた・・・。