Believe~君が教えてくれたこと~

席に戻ると、みんなはメアド交換をしていた

「茉莉ちゃん!メアド交換しよ!「私、帰ります。失礼します。」

「えっ!茉莉!」

私は、お金をおいて早足で出口に向かった

「俺も、帰るね!じゃあ、またね!茉莉待って!」

外に出ると、舜樹が駆け寄ってきた

「一緒に帰ろう!」

「いい。一人で帰る」

「もう、頑固だな!おくるよ!」

え?いきなり舜樹が私の手を握ってきた

「っっ!!離してよ!」

「離したら一人で帰っちゃうでしょ?だからだめ!」

 私はあきらめてそのまま歩きだした

「ね、茉莉!メアド教えてよ。」

「私、ケータイ持ってないから。」

「ウソはだめだよ!俺らがくるまでいじってたじゃん。」

「わかったわよ・・・。」

 赤外線で交換した



「私んちここだから。じゃあ。」

「えっ。あっ、じゃあまた明日ね・・・。」

 
 舜樹は、驚いたみたい。あたりまえか
 だって、ここは施設だもん

 私は部屋に戻り寝る支度をし眠りについた


  はぁ、今日は疲れた・・・。
< 10 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop