通学電車~うさぎ~
昨日の櫻井くんとの出来事が頭の中でリピートしてて。
夜なんか、眠れるまでに凄く時間がかかった。
「ん?菟!?」
あれ…
なんか、聞き覚えのある声が…
「う~さぎ~っ!!!!」
振り向くと、私の大嫌いな人。
月城 環先輩がいた。
この先輩、顔は人間離れした整いすぎた顔で、
凄くルックスだっていいのに…
「菟~、何日ぶりかなぁ?全く顔あわせてくんないから、ショックだったよ~!!」
「あら、そうですか。私はこのまま永遠に会わなければいいなぁと思ってました。」