神様に与えられた余命2年

彼は相当困っている顔をしている。


やっぱ振られちゃうのかな。


「それ本当なのか?」

私はコクンとうなずくことしかできなかった。



「もうさ、何て言ったらいいかわかんねぇよ。」



そ、そうだよね…。


普通誰でもそうだよ。

「ねぇ…」

あのさ蒼太



「蒼太は…病気の私でも愛してくれますか??」



一番私が聞きたかったこと。


ずっと言いたくなかったこと。



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