神様に与えられた余命2年
最後の夜 *side so-ta*
「今夜が峠です」
医師から出た言葉は本当にありえない言葉だった。
もしかしたら…優華が今日いなくなるかもしれない…。
俺は何していいのか分からなかった。
「優華が…死ぬ?う、そだよな…優華…優華っ!!」
感情がこみあげてきて俺の瞳からは
温かい何かが零れ落ちた。
病院のベットで荒れた呼吸をしながら
寝ている。
よく見ると顔が青白く。
‘いなくなる’‘死ぬ’ということが
改めて実感うを与えられる…。