略奪愛の結末
メグには深く話せなかった。
話したら 俺とマリとのことが知られてしまう
それが怖かった。
なぜ 兄貴が好きなのに 俺とああなったんだろう。
不思議でたまらなかった。
兄貴とマリに接点が見つからなかった。
「あの日 篤朗に会ってたまらなかった。
逸見は 多分わざとに篤朗に見せつけたんだろうって
そう思ったわ。」
「あの日 あれからどうしたんだ?」
おねえちゃんは 彼氏とお泊りって言ってた。
「私と一度だけしたら マリには手を出さないって
言ったけど 私 篤朗を見たらもう 胸が張り裂けそうだった。
心がぐちゃぐちゃになりそうでたまらなくて…
どうしても抱かれたくなくなっちゃった。
途中で逃げ出して 近くのカラオケボックスで
歌…歌いまくって朝まで過ごしたの。」
「そうだったんだ。」
愛しくて抱きしめた。
「私…あなたの胸に飛び込んでいい?」
「あたりまえだよ。」
「マリに話してみる・・・・。」
心臓がドキンとした。
「あ あのさ……。」
俺は言葉を必死に探す。
「俺から 話していい?」
メグに あの日のこと知られたくない
「え?」
「おねえちゃんをもらうんだからちゃんと
話しておきたいんだ 大切にするからって…。」
メグが涙ぐんだ。
胸に刃が突き刺さった。
話したら 俺とマリとのことが知られてしまう
それが怖かった。
なぜ 兄貴が好きなのに 俺とああなったんだろう。
不思議でたまらなかった。
兄貴とマリに接点が見つからなかった。
「あの日 篤朗に会ってたまらなかった。
逸見は 多分わざとに篤朗に見せつけたんだろうって
そう思ったわ。」
「あの日 あれからどうしたんだ?」
おねえちゃんは 彼氏とお泊りって言ってた。
「私と一度だけしたら マリには手を出さないって
言ったけど 私 篤朗を見たらもう 胸が張り裂けそうだった。
心がぐちゃぐちゃになりそうでたまらなくて…
どうしても抱かれたくなくなっちゃった。
途中で逃げ出して 近くのカラオケボックスで
歌…歌いまくって朝まで過ごしたの。」
「そうだったんだ。」
愛しくて抱きしめた。
「私…あなたの胸に飛び込んでいい?」
「あたりまえだよ。」
「マリに話してみる・・・・。」
心臓がドキンとした。
「あ あのさ……。」
俺は言葉を必死に探す。
「俺から 話していい?」
メグに あの日のこと知られたくない
「え?」
「おねえちゃんをもらうんだからちゃんと
話しておきたいんだ 大切にするからって…。」
メグが涙ぐんだ。
胸に刃が突き刺さった。