略奪愛の結末
「写真どーも。飛勇が言ってたぞ。
兄貴 美人に気をとられて キレられたんだって?」

「何?飛勇 言うなよって言ったのに
アイツはまだ男の友情がわからないのか~~~あ
そのほかの言ってはいけないことは…言わなかったか?」

「え?言ってはいけないことって?
別に何もなかったけど 何?何かあったの?」

「あ いやいやいいんだ。
何も聞いてないなら。」

兄貴が慌てた。

「え~~何よ~~~教えてくれよ。」

「おまえならいいよな。教えても。
俺も目ん玉飛び出すくらいビックリしたんだけどさ。」

「うん 何?」

「マリちゃんには絶対に言うな。
これはヤバい。もし 飛勇が何かにきがついて
言い出しそうになったら お前が責任もってごまかせ。」

「何よ~~いったい~~。」

「俺は知らんかったんだけどさ その旅行にさ
メグが来てたんだよ。」


心臓が熱くなって動機が激しくなった。
メグという名前を聞くだけで 俺の心の中は
大きく動揺するのは…まだ忘れられないから・・・・。

「そんで 飛勇が言ってた美人っていうのはメグさ。
かあさんと真紀でメグに連絡をとって
向こうで合流したんだ。」

「連絡先知ってたのか?」

「真紀が心当たりを調べてたみたいでさ。」

「げ…元気だった…?メグ……さん。」

メグが…メグが………
思わず泣きそうになって必死に我慢した。
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