略奪愛の結末
予定の時間に窓の外を見ると車が停まっていた。
白い車で 真紀の車だった。
飛勇のプレゼントをもって
車に近づくと 篤朗が運転席にいた。
篤朗は私に気づくと 助手席のドアを開けた。
「あら・・・真紀が来ると思ってたんだけど。」
戸惑う私
「うん…マリがさ 真紀さんの手を借りたいから
俺に行ってきてっていうから ごめんね
せっかくの休み 急に誘ったんだってね。」
車に乗り込んだ。
「本当に行っていいのかな 私……。」
「もちろんだよ。ずっとこの日が来るのを
待ってたんだけど まさかマリの病気がきっかけになるなんて
何だか本当に俺たちついてないよね。」
「私も札幌に来たの
もしかしたらこのためだったのかなって
そう思ったりしたわ。」
篤朗との会話はどこか ぎこちないけど
胸が静かにときめいている。
「変わらないね 篤朗は・・・・。」
思わず盗み見した横顔に声をかけた。
「そう?おじさん組になりつつあるよ。
メグはイメチェンしたんだね 初めてみた
ショートヘアーの茶髪。」
恥ずかしくなって
「さ…最近なのよ。こっちに来て
店も任されたし ちょっとイメージ変えようかって
おかしい?」
篤朗にそう聞いた自分に後悔した。
「おかしくないよ。自信に満ち溢れてるメグが
全面に出てて 輝いて見える。」
篤朗の言葉に頬が熱くなる。
白い車で 真紀の車だった。
飛勇のプレゼントをもって
車に近づくと 篤朗が運転席にいた。
篤朗は私に気づくと 助手席のドアを開けた。
「あら・・・真紀が来ると思ってたんだけど。」
戸惑う私
「うん…マリがさ 真紀さんの手を借りたいから
俺に行ってきてっていうから ごめんね
せっかくの休み 急に誘ったんだってね。」
車に乗り込んだ。
「本当に行っていいのかな 私……。」
「もちろんだよ。ずっとこの日が来るのを
待ってたんだけど まさかマリの病気がきっかけになるなんて
何だか本当に俺たちついてないよね。」
「私も札幌に来たの
もしかしたらこのためだったのかなって
そう思ったりしたわ。」
篤朗との会話はどこか ぎこちないけど
胸が静かにときめいている。
「変わらないね 篤朗は・・・・。」
思わず盗み見した横顔に声をかけた。
「そう?おじさん組になりつつあるよ。
メグはイメチェンしたんだね 初めてみた
ショートヘアーの茶髪。」
恥ずかしくなって
「さ…最近なのよ。こっちに来て
店も任されたし ちょっとイメージ変えようかって
おかしい?」
篤朗にそう聞いた自分に後悔した。
「おかしくないよ。自信に満ち溢れてるメグが
全面に出てて 輝いて見える。」
篤朗の言葉に頬が熱くなる。