略奪愛の結末
「どうしても落ちないのが キミのお姉さん。」

運転も高慢ちきな感じ

「そうなんですか?」

「仕方がないから言い寄ってくる女と付き合うんだけど
やっぱメグを見ると 他の女がかすむんだよね。」

「おねえちゃん愛されてる~~。」
わざとに盛り上げた。

「ほんと いい女だね~~。」

不倫してたんだけどね・・・・。

そうでもない ただの悪い女だって言いたくなる。

「篤朗が メグとまだ付き合いがあるなんて
思ってもなかったよ。」

「私の家教だったんです。」

「聞いたよ~~よくアイツに教わって
志望校に入ったよね。メグの妹だからもともと
頭はよかったんだな。」

「覚えやすくて 教えるのはめちゃめちゃうまいですよ。」

腹たつわ・・・・。

「そう よかったよ。
そうだ メグ・・・あ きみのおねえさんは
今恋人とかいるの?」

「恋人ですか?いないって聞いてますけど。」

「フリーなんだ。
そうか~~じゃあ俺 立候補しようかな。」

「いいじゃないですか!!応援しますよ。
絶対お似合いだし 卓朗さんならおねえちゃん
幸せになれそうだわ。」

「いろいろ協力してくれるかい?」

「もちろんです。私もおねえちゃんには
幸せになってほしいから。」

篤朗の前から・・・・消えてほしいの私も・・・・。
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