略奪愛の結末
親戚の奴らも 兄にたかって
「卓朗 卓朗。」と声をかける。
兄はまたそんな状況でも 笑顔で人なっつこく言葉を交わす。
ある意味これが兄の策略なんだ。
卓朗はいい子
それは大人の前だけであって俺の前では
悪魔のようなやつだった。
ずいぶん嘘をつかれては 陥れられ
親も兄を信じて 俺はいつしか言葉を返すのをやめた。
そうしたら
「おまえ最近つまんないな。」
そう言って 相手にしなくなった。
みんな騙されてんだよな
こいつ今 笑ってるけどさ 絶対べろ出してる。
「卓朗 いい人いないの?」
おばさんたちが言った。
「いないんだよ。俺の理想高いからね。」
「卓朗の理想ね 高そうだわ。あはは・・・。」
おいおいここ葬式だけど?
「じゃあ写真撮りますよ。」
高そうな香水の香りがした。
写真撮影が終わった瞬間 歩き出すと
「篤朗どこ行くの?」母の声
「ちょっと電話してくる。
仕事も気になるから・・・・。」
駆け出したい気持ちを抑える。
そしてフロアーを探した。
携帯の電源を入れて メグに電話をした。
「まさか 帰ってないよな……。」
呼び出し音にイライラする。
「もしもし 篤朗?」
「どこにいる?」
「下のトイレにいるけど……。」
「待っててすぐ行くから。」
非常階段をダッシュで降りた。
俺の心はもう抑えきれない・・・・・。
「卓朗 卓朗。」と声をかける。
兄はまたそんな状況でも 笑顔で人なっつこく言葉を交わす。
ある意味これが兄の策略なんだ。
卓朗はいい子
それは大人の前だけであって俺の前では
悪魔のようなやつだった。
ずいぶん嘘をつかれては 陥れられ
親も兄を信じて 俺はいつしか言葉を返すのをやめた。
そうしたら
「おまえ最近つまんないな。」
そう言って 相手にしなくなった。
みんな騙されてんだよな
こいつ今 笑ってるけどさ 絶対べろ出してる。
「卓朗 いい人いないの?」
おばさんたちが言った。
「いないんだよ。俺の理想高いからね。」
「卓朗の理想ね 高そうだわ。あはは・・・。」
おいおいここ葬式だけど?
「じゃあ写真撮りますよ。」
高そうな香水の香りがした。
写真撮影が終わった瞬間 歩き出すと
「篤朗どこ行くの?」母の声
「ちょっと電話してくる。
仕事も気になるから・・・・。」
駆け出したい気持ちを抑える。
そしてフロアーを探した。
携帯の電源を入れて メグに電話をした。
「まさか 帰ってないよな……。」
呼び出し音にイライラする。
「もしもし 篤朗?」
「どこにいる?」
「下のトイレにいるけど……。」
「待っててすぐ行くから。」
非常階段をダッシュで降りた。
俺の心はもう抑えきれない・・・・・。