略奪愛の結末
短い時間だったけど メグとの時間は俺にとって
最高の時間だった。

祖父に思わずありがとってそう言った。

マリにはお世話になった人の葬儀だったので
少し遅くなると電話していた。

「なんだって?」

「いいよ。ゆっくりお別れ言ってきて。
もう子供じゃないんだし・・・だって~~。」

「マリだってもう親離れしたいんだって。」

「わかってるけど…まだまだマリは子供だもの。」

メグの唇をふさぐ。

「今は俺のことだけ考えてよ。」

次は激しいキスでメグが喘いだ。

唇を離すと メグが
「やきもちやいてるのね?」と笑った。

「マリと一緒にするな。
一杯 鳴かせてやるから……いい声で…
俺のためだけにね……。」

メグの腕が俺の首に絡みつく

「鳴かせて……一杯 一杯……鳴かせて……。」

短い時間をメグは いい声で鳴き続けた。
その鳴き声を聞いて俺はまた 興奮する。

「俺のこと愛してる?」

「愛してる……。」

「俺と結婚する?」

「意地悪しないで……お願い……。」

「結婚する?」

「する……するから…お願い……。」

おしとやかなメグが 俺の体で 乱れていく……。
< 72 / 365 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop