略奪愛の結末
メグと一緒にこれからの夢を語り合った。

子供は何人欲しい?
たくさん欲しいよ。

何にさせる?
サッカー選手かな~~
女ならアイドル


二人で夢見る未来

「俺も幸せすぎて怖い・・・・。」

思わず口走った。

「さっき泣いただろ。
何か俺も今 さっきのメグの気持ちが
わかった気がするよ。」

不安そうな顔でメグが抱きついてきた。

「何で幸せなのに怖いって思うんだろ。」

メグの髪の毛をやさしく撫ぜる。

「マリに話そうよ。」

「うん……。」少し気乗りのしない返事だった。

「もう自分の人生を生きようよ メグ。」

「うん。だけどもうちょっとだけ……
私が話すから……待ってて……。」

「わかったよ。」

「マリには女の私を見せたくないの
マリの前では姉でいたいから……。」

「よくわかんないけどさ・・・・・
わかったよ。メグにまかせるよ。」

「ありがと。
もう少しマリの仕事が軌道に乗るまで……。」

「わかったよ。」

メグはすぐにまた 甘くていい声で鳴き始めた。
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