略奪愛の結末
部屋から出ると 会いたくないヤツと顔を合わせた。
「久しぶりだな。」
そういう風に見るから 顔つきがさらにまた
いやな感じになった気がする。
「どうだ。一人暮らしは。」
「別にどうってことはないけど。」
「今度行っていいか?」
俺は驚いた。
「そんな動揺すんなよ。いかねーから。」
兄はそういうと爆笑した。
「おまえ 独り占めはよくないぞ。」
「は?何が?」
兄は笑いながら部屋に戻って行った。
アイツ頭変になったんか?
荷物を段ボールにつめて玄関に積んだ。
「ごはん食べたくなったらいつでも来なさいよ。
車なら高速使えばすぐでしょう?」
母がタッパにおかずを入れてもってきた。
「もう少しいい部屋に決めたらよかったのに。」
「来たの?」
「卓朗が見に行ったみたいよ。」
「兄貴に住所教えたのか?」
「どんなとこなのか 見てきてって……。」
「いつ?」
「あなたが引っ越す前だけど・・・・?」
いやな予感がした。
メグは何も言っていなかったから・・・・
それにしても 兄貴が住所を知っているのはすごく
イヤな気持ちになった。
俺の城に土足で踏み入られるのだけは許さない。
「久しぶりだな。」
そういう風に見るから 顔つきがさらにまた
いやな感じになった気がする。
「どうだ。一人暮らしは。」
「別にどうってことはないけど。」
「今度行っていいか?」
俺は驚いた。
「そんな動揺すんなよ。いかねーから。」
兄はそういうと爆笑した。
「おまえ 独り占めはよくないぞ。」
「は?何が?」
兄は笑いながら部屋に戻って行った。
アイツ頭変になったんか?
荷物を段ボールにつめて玄関に積んだ。
「ごはん食べたくなったらいつでも来なさいよ。
車なら高速使えばすぐでしょう?」
母がタッパにおかずを入れてもってきた。
「もう少しいい部屋に決めたらよかったのに。」
「来たの?」
「卓朗が見に行ったみたいよ。」
「兄貴に住所教えたのか?」
「どんなとこなのか 見てきてって……。」
「いつ?」
「あなたが引っ越す前だけど・・・・?」
いやな予感がした。
メグは何も言っていなかったから・・・・
それにしても 兄貴が住所を知っているのはすごく
イヤな気持ちになった。
俺の城に土足で踏み入られるのだけは許さない。