略奪愛の結末
メグは仕事帰り　大急ぎで部屋によって
食事を作って帰っていく。

残念ながら忙しくてなかなか会えてない今日この頃。

マリからも再三遊びに来たいと言われていて
その話をメグにすると
呼んであげてと言われた。


誰かと会う時間があるなら　メグと会いたいと言った。
その言葉だけで十分ってメグが笑う。


会いたい
抱きたい
ずっと一緒にいたい・・・。

会えない時間は　想いを募らせる。

「早く結婚しようよ。」

「うん。」電話口のメグが笑った。

「愛してるよ。幸せにするから。」

「嬉しい。私も篤朗にふさわしい女にならなきゃ。」

「もうもったいないくらいふさわしいよ。」

「ありがとう。こんなポンコツに……。」

「ポンコツ？何で？」

「薄汚れた女なのに……。」

「どうしたの？そんなこと考えることない。
どんなメグも俺にとっては全部大切なんだ。」

「私きっと罰があたるわ。
こんなに愛されて……。」

「罰なら一緒に受けよう。
俺と半分こだよ。」

電話口のメグが泣いていた。

「メグは俺のそばにずっといないとダメだな。
そんな悲しい気持ちにさせないくらい
一杯愛してやるから……考えられないくらい
抱いてやるから……。」

「ありがとう・・・・。」

俺の宝物……俺のすべて………。
俺はメグを　一生愛し続けていく。
どんなことがあっても……。
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