略奪愛の結末
「もちろん 篤朗の部屋~~楽しみにしてたの。」

「部屋?いいけどさ あんまり早くから行ったら
暇もてあますぞ。何もすることねーし。」

「私 夕飯作る~~!!」

「まずは昼飯だろ?じゃ ラーメンでいいか。
大学のそばのラーメンずっとなつかしくて
食べに行きたかったんだ。」

嬉しかった。
そんなに行きたかったところに
一緒にいけるなんて。

「ラーメン大好き~。」

「あれ?全然大人系じゃねーな。
背伸びしたな?」大きな笑い声。

元気で明るくて一緒にいるとワクワクするの。
三年 三年
離れていたけど篤朗はやっぱり変わらない。

「篤朗変わんないね。」

「え?変わらないって・・・あんまうれしくないぞ。
だって社会でもまれてきたんだぞ。」

「うちももまれてるよ。」

まるで漫才のようだった。
ポンポンと掛け合う言葉にテンポよく
返す言葉。

私と篤朗はきっと性格が合うんだ。


「うまいか?」

「うん!!すっご~~うまい~~!!」

おすすめの味噌ラーメン

「だろ?最高なんだって ここ!!」

「わかる わかる!!」

篤朗の好きなものは みんな大好きだよ。
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