黒神×銀姫【番外編集】
息子2
麗夜・連夜side
「んぁ~かったりぃー」
「連夜五月蝿い。」
麗夜と連夜は、順調に育ち、高校生となりました。
「はぁー、何だよこの高校…」
「父さんと母さんの母校だよ」
連夜は、れっきとした悪い不良になり、麗夜は不良ではあるが、優しい雰囲気を持った不良になりました。
「母さんと父さんの?
こんなでかい学校ぜってぇ疲れんぞ…」
「でも、休み時間20分くらいある。
授業時間は40分だけ」
麗夜はメガネを上に押し上げながら少し笑った。
まぁ、麗夜も勉強は嫌いなのだ。
「…まぁ、そこらのよりはいいってか」
「そゆこと」
連夜と麗夜は仲良くも一緒に登校して行く。
『学校どーだった?』
まだ20代くらいに見える母さんは、息子の俺達が言うのもなんだが綺麗だ。
「まぁまぁだったよ。綺麗なとこで」
『でしょ!?』
母さんは子供みたいな笑みを浮かべながら飯を作っていた。