黒神×銀姫【番外編集】

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『くくくっ…………』


「「…………」」


「すまんな。若が脅して」


運転席に座った若い茶髪の人は申し訳なさげに苦笑した。


「若も、ちゃんと反省して下さいよ」


『何故俺が。


こいつ等だぞ、俺のペンダントを奪ったのは』


ふんっと胸を張る奴はさっきよりも口数が多い。


『てゆうか、晋也、まだか』


そいつは不機嫌にそう呟いたが、晋也と呼ばれた人はけろりとした表情で車を止めた。


「着きましたよ」


その人はそう言って、扉を開けた。


そいつは平然と開けられたドアから出る。


「ぁ、どーも…」

俺らも出て、そこには案の定我が家があった。

『霧島ぁ～』


「若、そんなの喧嘩売ってる様にしか聞こえませんよ」


晋也さんは呆れた様に言いながらおれんちから出てきた人に何やら言っていれてもらってた。