黒神×銀姫【番外編集】
「親父ぃ、何してんだよぉ?」
パンッ
乾いた音をたてて空気を切り裂いた弾丸は麗桜の体を貫く。
『っは…』
「‼」
蓮は撃たれた拍子に頭になったのであろう男を撃った。
「うがっ………」
頭を通り過ぎた弾丸の痛みに呻きながら男は蓮を睨めつけ撃った。
それを蓮は軽く流し怒りの表情で男を睨みつけていた。
男は愉快、とでも言う様に笑って白目を向いて生き絶えた。
「…お見事」
「………悪い」
「いや、殺してくれてよかった。
あいつは生きててはダメだ」
息子に向ける様な言葉じゃない物を述べる浅上に目を向けた。