あなたの声




クリスマスの前の日、
琉都は仕事があっていなかったからあたしは沙希とクリスマスプレゼントを買いに行った。

「何にするの?」

「まだ決めてない(笑)」

「ネックレスとかもいいと思うけどね~」

「ん~」

「琉都くんつけたりする?」

「多分」

「じゃあそれでいいと思うよ?」

「うん!沙希は?」

「あたしは香水かな~」

「そっか」

その瞬間あたしの指にはめてあった琉都とのペアリングが落ちた。
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