あなたの声
あたしはこの高校で
運命の相手も知ることになれば
恋愛のほんとの辛さも知ることになる。
「成美~見えない~」
沙希はあたしより背が低い。
でもあたしも特別高いってわけでもない。
158くらいかな!
「ちょっと待って~
って、あ!」
「なにっ??」
「同じクラス!あたしたち!」
「ほんとに!?」
「うん!1-B!」
「やったぁ!」
あたしは沙希と一緒に教室に向かった。
新しい教室。新しいクラス
新しい学校
何もかも新しいものだらけで
あたしはワクワクしていた。