あなたの声




あたしはそのままご飯も食べずお風呂にも入らず
泣きつかれて寝てしまった。
朝起きるといかにも泣いたような目。
お風呂に入れば少しはましになるかと思いあたしは
洗面所に向かった。

お風呂から出ると洗面所の棚の上にあるケータイが光っていた。

"もしかして琉都かも...!"
そんな淡い期待を抱き
あたしはケータイを開いた。
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