密関·蜜時間
間違いだった。
『抱きしめていい?』 カウンターに座ったまま、言うか言わないかの早さで私の了解など得る事なく抱きしめられた。
こいつ今日絶対変だ!私の脳が警戒警報を鳴らした。
が、社長は満足そうに
『柔らかいな、胸が手に当たった』
と言っている。おっさんみたい!私には今一緒に居る人が、会社の社長とは到底思えなかった。
その後は、店長も会話に加わり私は相槌程度で時間は流れた。
『帰ろうか?』
『はい』
『チェツク』
『ありがとうございました』
店長が言ってる。
私の長い夜は終わったと思ったが、遠足は家に着くまでなんだ。家に帰るまで油断は禁物。
『抱きしめていい?』 カウンターに座ったまま、言うか言わないかの早さで私の了解など得る事なく抱きしめられた。
こいつ今日絶対変だ!私の脳が警戒警報を鳴らした。
が、社長は満足そうに
『柔らかいな、胸が手に当たった』
と言っている。おっさんみたい!私には今一緒に居る人が、会社の社長とは到底思えなかった。
その後は、店長も会話に加わり私は相槌程度で時間は流れた。
『帰ろうか?』
『はい』
『チェツク』
『ありがとうございました』
店長が言ってる。
私の長い夜は終わったと思ったが、遠足は家に着くまでなんだ。家に帰るまで油断は禁物。