純情♡SWEETIE
ユズくんのことで落ち込んでた心を、

つっくんのママが引き上げてくれた。

ユズくんのことは許せないけど、

あれも、無駄なことじゃなかったのかな?
 
そう思えた。


「お昼、お蕎麦でいいかな?誘っといて簡単なものでごめんね?」


「お蕎麦大好きです。向こうにはなかったから、嬉しいです。」


「そう?もうすぐ帰ってくると思うからアルバム見てて。」


「はい。すみませんそうさせててもらいます。」

つっくんのママとこんなふうに話せるなんて思わなかった。

正直ドキドキしてる。

つっくんママはキッチンに消えていった。



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