純情♡SWEETIE
「ねえ、兄貴、それと、つっくんみひどいこと言ったのは

 関係ないじゃない。」

「大ありだ。守れないくせに簡単に毬乃に手を出すなって釘さしたんだろ。」

「バカ兄貴!余計なことしないで!」

「毬乃はもう十分頑張ったんだから、

 今度頑張るのはアイツだろ?
  
 それとも、また泣いてイギリスに行きたいのか?

 戻ったからって、事実が消えたわけじゃない。

 戻ったら戻ったで大変なんだ覚悟しとけ。

 甘くないぞ。

 今あいつにも

 毬乃に向かい合うために

 それ相応の覚悟が必要だ。」



「あいつ今夜は、色々ぐるぐるして眠れないぞ。

 は、ざまあみろ!」

フフッ

と兄貴は笑う。

う~ん、分かったような分からないような
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