純情♡SWEETIE
やっと離れてくれた時には、

あたしはぐったりしてしまった。



「馬鹿、もぉ、やりすぎ。」


「ごめん、オレの募る思い2年分。」


「馬鹿。」


「これからは遠慮なくさせてもらうから。」


「甘い!受験に専念してください。」


「それはないよ。」


「ダメ、おばさまに恨まれたくないからね。

 ほらそろそろ下につくよ」


「なあ、もういっかい乗ろうぜ。」


「丁重にお断りさせていただきます。」



全く、あたしは今ので精一杯なのに、

もう、次のことを言う月光。





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