純情♡SWEETIE
告白(中学生編)

1

*毬乃*

「毬乃、お前今日日直だろ!」

「あ、そうだった。」

「しょうがね-な、日誌取ってきてやるからノ-ト集めやっとけ。」

「う、うんありがと佐々君。」


あたし、ミラ-毬乃

中学一年生。

もうすぐ誕生日で13歳になる。

「あ、、、」

靴箱にたくさんの手紙が押し込まれてて、

「困っちゃうな。」

中学に入ってラブレタ-が絶えない。

というのも、ジュニア向けの雑誌のモデルをしていたせいなのだと思う。

小学生向けの情報誌KIDS’n(キッズン)

創刊の時決まっていたモデルの子が急病になって

母の仕事関係者から無理やり頼まれて、そこから

モデルの仕事を始めた。

といっても、月刊の雑誌なので月2回の撮影の付き合えばよくて、

対して大変ではなかったのだけど。

反響がすごくて、

一時は街を歩けないくらいだった。
< 134 / 170 >

この作品をシェア

pagetop