純情♡SWEETIE
そんなこんなで、公立中学でなく、
家からちょっと距離がある
私立中学を受験した。
ここの中学を選んだのは、もう一つ理由がある。
佐々月光(ささつきみつ)くん。
幼稚園からずっと一緒の幼馴染の彼が、
ここの学校を受験するとわかっていたから。
あたしは猛勉強の末、
見事、四月からここの一年生だ。
「セイカツノート集めます。もって来てる人提出してください。」
朝一日直の仕事。
隣の席の益川さんが話しかけてきた。
「毬乃ちゃん朝見たよ、相変わらずラブレターすごいねえ。」
「あ、うん。でもなんていうか一方的なファンレターっぽいのが多いよ。」
「読んでるんだ。」
「まあ、一応。返事も出せるだけは出してる。」
「え?不味くない。ヤキモチやくでしょ月光君。」
「え、佐々君?」
「付き合ってるんでしょ二人。」
「いや、それはないよ、あたしがどんくさいから世話してくれてるだけで、、
佐々君はあたしみたいなトロい子興味ないって。」
家からちょっと距離がある
私立中学を受験した。
ここの中学を選んだのは、もう一つ理由がある。
佐々月光(ささつきみつ)くん。
幼稚園からずっと一緒の幼馴染の彼が、
ここの学校を受験するとわかっていたから。
あたしは猛勉強の末、
見事、四月からここの一年生だ。
「セイカツノート集めます。もって来てる人提出してください。」
朝一日直の仕事。
隣の席の益川さんが話しかけてきた。
「毬乃ちゃん朝見たよ、相変わらずラブレターすごいねえ。」
「あ、うん。でもなんていうか一方的なファンレターっぽいのが多いよ。」
「読んでるんだ。」
「まあ、一応。返事も出せるだけは出してる。」
「え?不味くない。ヤキモチやくでしょ月光君。」
「え、佐々君?」
「付き合ってるんでしょ二人。」
「いや、それはないよ、あたしがどんくさいから世話してくれてるだけで、、
佐々君はあたしみたいなトロい子興味ないって。」