純情♡SWEETIE
窓から毬乃が登校してくるのが見えた、

あいつ遅刻ギリギリじゃんか。

そわそわしている俺、

う、、、

ダメだ


ガタン!

大きな音をさせて立ち上がり、

かけ出した。


頭の中で、理性というスイッチが切れた。


俺の頭の中は毬乃をつなぎとめることでいっぱいになった。


転がるように駆け下りた階段の先に


驚いたような毬乃の顔があった。


「毬乃!!」
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