純情♡SWEETIE
「なんだよあいつ、」

「知らない。多分本であたしを見たんだと思うけど、

 モデルネ-ムで呼んでたし。

 やな思いさせちゃってごめんね? 」

「別に毬乃は悪くないだろ、時間ないから弁当食べよう。」

「うん。」

あたしの作った卵焼きを食べるつっくんに

キュンとしつつ、

さっきのことを思い返していた。


なんか、わざわざ転校してきたとか言ってた?


なんとなくやな予感を残したまま時間が過ぎていく。
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