純情♡SWEETIE
「マジで?」


「何回も聞かないで、ダメって言っちゃいそう。」


赤くなりながら毬乃は、軽く目を閉じる。


マジで、いいのかこんなシュチュエーション。

ドキドキ心臓がうるさく追い討ちをかけて、

早くしろとはやし立てる。

ええ~い、月光男だろ!


「毬乃行くぞ!」


「う、うん」


毬乃の顎ちょっと持ち上げて

顔を近づけたところで、


ガラっ


「お疲れ様でした、またのご利用をお待ちしています。」


タイムアップかよ。



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