純情♡SWEETIE

「うん。いつ言ってくれるかと思ってた。

 昔のことあるから、ママからは聞けなかった。」


は?


もっと感情的になってくるかと思ってたオレは拍子抜けした。


「反対すると思ってた。」


「そりゃ、気に食わないけど。

 でもね、月光がずっと毬乃ちゃんが好きでいたのも知ってるしね。

 高校生の恋愛を邪魔するほど野暮でもないわよ。」


ママは苦笑しながら、でも真剣な顔だった。


「ごめん、オレずっと、ママのこと、、誤解してた。」


「まぁ、ママも結構大人気ないことしてるから、

 月光がいつまでも可愛くて、

 手放したくない親心も分かって欲しいなあ。

 でも、今回のことはママも

 ちゃんと知ってないといけないと思ってね。」





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