純情♡SWEETIE
あたしはいつも、
お手伝いさんが用意したごはんを一人で食べる。
時々、徹夜明けのママがテ-ブルで半寝状態でいたり、
アシスタントさんがいたりもするけど、
こんな、あったかい家族の構図は
生まれて初めて見た気がした。
気がつくと身体の中から、
痛い何かがこみ上げてきて、
目からボロボロと涙がこぼれた。
「あれ、おねいちゃん泣いてるよ。」
「ん~?毬乃どうしたぁ。」
兄貴はひょいとあたしを抱き上げると
ギュッと抱きしめポンポン背中を叩いた。
いつもは兄貴に、こんなこと絶対させないのに、
今日は嬉しくてホッとした。
パパとはちょっと違うけど、
安心する匂いに包まれて、
心が柔らかくなっていく気がした。
お手伝いさんが用意したごはんを一人で食べる。
時々、徹夜明けのママがテ-ブルで半寝状態でいたり、
アシスタントさんがいたりもするけど、
こんな、あったかい家族の構図は
生まれて初めて見た気がした。
気がつくと身体の中から、
痛い何かがこみ上げてきて、
目からボロボロと涙がこぼれた。
「あれ、おねいちゃん泣いてるよ。」
「ん~?毬乃どうしたぁ。」
兄貴はひょいとあたしを抱き上げると
ギュッと抱きしめポンポン背中を叩いた。
いつもは兄貴に、こんなこと絶対させないのに、
今日は嬉しくてホッとした。
パパとはちょっと違うけど、
安心する匂いに包まれて、
心が柔らかくなっていく気がした。