純情♡SWEETIE
SIDE毬乃

「和実ちゃんお醤油これくらい?」


「そうね、もう少し少なくていいかな?」


「これくらい?」


「うん、それくらい。そしたら蓋をして弱火で15分。」


時計を見る。


9時半、1時間目だが終わるところだな。


「毬乃ちゃん、、」


「あ、うん大丈夫、9時45分に火を切ればいいのよね。」


「毬乃ちゃん、あたしね、こういうの黙ってられないタチなの。

 明日学校に行ったら、毬乃ちゃんは転校することになったのよ。」


「え?」


「日本じゃないの、イギリスの学校。」


「ど、どうして?」


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