純情♡SWEETIE

「お願い毬乃。笑って。」


あたしの出来る限りの笑顔作った。



カシャ♫

つっくんが携帯で写メ撮った。


「ありがと毬乃。これで次会うまで、頑張れる。」




携帯が鳴る。♬♪♫~



「お迎えだね毬乃行って。」


「つっくん。」

首を振るあたし。


「きっとまた会える。約束するよ毬乃。

 二人ともその日まで、精一杯頑張ろう。

 こんなことで、ダメになるほど、俺たちの歴史は浅くない。

 そうだろ。」



そうだった、あたしたちは3歳からの付き合いなんだ

きっと会えない日なんてほんの少しの時間。

こんなことでダメになんかならない。そうだよね。


「つっくん好きだよ。これからもずっと。」


「オレもだ!」




< 87 / 170 >

この作品をシェア

pagetop