純情♡SWEETIE
「お邪魔します。」

なつかしいよううな、初めてのような、

複雑な気分。

「どうぞ、座って、座って。」

ソファーを勧められてはしに座った。

カントリ-調の家具に、手作りの色々な物が飾られてて、

雑貨屋さんみたいでカオス。

でも、家庭の香りがいっぱいして、

ちょっと羨ましいと思った。


「ね、アルバム見る?ちょっと笑えるわよ。」


「はい。いいんですか?」


「見せたいと思ってたの。

 ほら、これが幼稚園の発表会おぼえてる?

 ふたりで並んで司会したのよ。」


「あ、覚えてます。」








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