双子の悩み
✩教室✩
それでも、リルと違うクラスというのが唯一の救いだった。
リルはB組、私はE組みだったのだ。
昔は、
「南野ー。」
と呼ばれて、私が振り向くと、
「あ、ごめんリルの方。」
ということが多く、
いつしか私は
苗字を呼ばれても振り向かなくなっていた。
しかし、高校でも
「美人双子」
という噂は広がっており、
リルはおしゃれだということで、
私は優秀だということで、
すでに私たちは注目の的だった。
教室に入り、自分の出席番号の席に着く。
すると早速隣の男子が話しかけてきた。
「はじめまして。」
私は、彼の方を見て、少し驚いた。
彼は、リルの彼氏だったから。
「リルの彼氏さんですか?」
「あぁ。はい。高林景斗です。」
リルに写メで見せてもらったことあったが、生で見るとやはりかっこいい。
中学は、他中だったのだが、リルがすごく人気があると、
自慢していた。
少しチャライ感じもあるが、
話し方は優しく、
リルと並ぶと美男美女だった。
「いやー本当にリルとそっくりだ。
でも性格かなり違くないですかー??」
「あー確かに違いますよねー。なんでだろー。あはっ。」
この手の会話には慣れているが、
愛想笑いで受け流し、
「でわっ。また。」
とその場を去り、
中学の頃からの大親友の風華のところへ行く。
風華は、あまり目立つタイプではないのだが、
リーダーシップがあり、とても気が合う親友だ。
「風華。高校でも同じクラスだね!!」
「そーだねっ!!またよろしくね★」
こうして会話をしているうちに、担任の先生らしき人が入ってきた。
「はい。皆さんこんにちは。私がE組みの担任の
佐藤梓です。よろしくお願いします★」
その女の先生は、25歳ぐらいの英語教師だった。
とても絡みやすそうな先生だった。
この学校は、学食で、学生食堂と、テラスがあった。
私がAランチを食べながら、風華と話していると、
「ねぇ、セシルはどの部活入るの?」
「部活って・・・何があるんだろう?」
「うーん分からないけど・・・
あっ!今日ちょうど部活紹介やるじゃん!
見に行ってみようよ!」
「うん。そうだね。」
部活動紹介は、講堂でやるらしいので、
私達は、昼ご飯を食べ終わったら、講堂に行ってみることにした。
リルはB組、私はE組みだったのだ。
昔は、
「南野ー。」
と呼ばれて、私が振り向くと、
「あ、ごめんリルの方。」
ということが多く、
いつしか私は
苗字を呼ばれても振り向かなくなっていた。
しかし、高校でも
「美人双子」
という噂は広がっており、
リルはおしゃれだということで、
私は優秀だということで、
すでに私たちは注目の的だった。
教室に入り、自分の出席番号の席に着く。
すると早速隣の男子が話しかけてきた。
「はじめまして。」
私は、彼の方を見て、少し驚いた。
彼は、リルの彼氏だったから。
「リルの彼氏さんですか?」
「あぁ。はい。高林景斗です。」
リルに写メで見せてもらったことあったが、生で見るとやはりかっこいい。
中学は、他中だったのだが、リルがすごく人気があると、
自慢していた。
少しチャライ感じもあるが、
話し方は優しく、
リルと並ぶと美男美女だった。
「いやー本当にリルとそっくりだ。
でも性格かなり違くないですかー??」
「あー確かに違いますよねー。なんでだろー。あはっ。」
この手の会話には慣れているが、
愛想笑いで受け流し、
「でわっ。また。」
とその場を去り、
中学の頃からの大親友の風華のところへ行く。
風華は、あまり目立つタイプではないのだが、
リーダーシップがあり、とても気が合う親友だ。
「風華。高校でも同じクラスだね!!」
「そーだねっ!!またよろしくね★」
こうして会話をしているうちに、担任の先生らしき人が入ってきた。
「はい。皆さんこんにちは。私がE組みの担任の
佐藤梓です。よろしくお願いします★」
その女の先生は、25歳ぐらいの英語教師だった。
とても絡みやすそうな先生だった。
この学校は、学食で、学生食堂と、テラスがあった。
私がAランチを食べながら、風華と話していると、
「ねぇ、セシルはどの部活入るの?」
「部活って・・・何があるんだろう?」
「うーん分からないけど・・・
あっ!今日ちょうど部活紹介やるじゃん!
見に行ってみようよ!」
「うん。そうだね。」
部活動紹介は、講堂でやるらしいので、
私達は、昼ご飯を食べ終わったら、講堂に行ってみることにした。