最高のLove song~君に伝える愛の歌~
・・・

スッとした顔立ち。

高い鼻。

薄い唇・・・


「目は?どんな感じ?」

触りながら質問した。


「う~ん…大きい二重かな」



「やっぱり?

凄く、カッコいいのね。

きっと、彼女もいるんでしょう?」



「まさか!彼女なんかいたら、

クビになるよ」




「…クビ?」



私が首をかしげると、

詩音は慌てて訂正した。



「か、会社が社内恋愛禁止なんだ・・・

厳しくってさあ・・・」


「今時、そんな会社があるんだね」


私が納得すると、

詩音はため息をついていた。


「何で、ため息ついたの?」


「ん?!別に、意味なんてないよ」

「ふ~ん」
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